血圧を測定される人
血圧を測定している医者

ノルバスクはカルシウムイオンの流入を防ぐことで血管の収縮を抑え、血管を拡張させることで血圧を下げる飲み薬です。
主に高血圧症の治療に用いられ、狭心症にも利用できるカルシウム拮抗薬のひとつとなっています。
血圧を下げるためだけに作用し、その他に作用することがないという安全性、効き目が良く血圧のコントールがしやすいという利点、血中半減期が長く飲み忘れにも対応できるという柔軟性から人気が高く、医師の方では高血圧症の第一選択薬になります。

始め処方する場合は基本的に2.5mgからの開始となり、効果が見られない場合において適宜増減されるようになります。
ノルバスクの規格は2.5mg、5mg、10mgの3種類で、増減しても最大で10mgまでとなっています。
また、ノルバスクには通常の錠剤に加え、OD錠と呼ばれる口腔内崩壊錠が用意されており、これは口の中で簡単に溶ける錠剤のことです。
そのため、水は必要なく口に含むだけでそのまま飲むことが可能となっているのですが、もちろん水と一緒に飲むことも可能です。

OD錠は一見して吸収性が良さそうに見えますが、体内に吸収するには腸内まで運ばれる必要があり、その点では通常の錠剤の方が腸まで運ばれやすいため、病院での処方は通常の錠剤を選択することが多くなっています。
もっともノルバスクを飲むために水のない環境に居るということが考えられないので、正しい判断とも言えます。
ノルバスクはOD錠を含めると規格による種類は6種類となり、数が豊富になることから調剤過誤も増える可能性があります。
過去には酷似した名前の治療薬と誤って処方されていたというケースもあるため、調剤師だけを一方的に信用せずに、処方される際に自分でも確認しておくのも大切です。

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